物語ゲームのフォルダから

物語系のゲーム評ブログ(ファミコン、iPhoneからフリーゲームまで)

2012-01-01から1年間の記事一覧

『華と修羅』

5巻の短さの中に華と修羅がコンパクトに詰まったドロドロ遊園地 昼ドラ漫画のお手本のような構成 大正を舞台とした家督相続のお家騒動もの。 僕はシリアスな物語として読んで、鬱屈した気分で読み進めました。 たとえばこんな心理だ。 (こんなドロドロ僕に…

『ブレス オブ ファイア 竜の戦士』

特殊能力=キャラクターで物語が組み立てられた 清く正しいキャラクター・RPG 『ブレス オブ ファイア』は遊んでいて気持ちの良いゲームだ。 『魔界塔士Sa・Ga』にも通じるところがあるその体験は、 週間少年ジャンプの読後感と似ている。ただし、10年…

『悪魔くん 魔界の罠』

地球とよく似た舞台だがどこかおかしい世界を 世界情勢と結びつけて楽しんでしまった 1990年発売。メーカーはバンダイ。RPG。 wiki http://bit.ly/Tv7gSI google-image http://bit.ly/RKBak3 今回は、物語と世界についての話。 システムは別の記事にする予定…

『天使の詩 白き翼の祈り』

20年経ってようやく遊べるようになった恋愛RPGに 草食男子の萌芽を発見した wiki http://bit.ly/ObgQcn 画像検索 http://bit.ly/RENcM2 1994年発売。 RPG全盛の時代です。 王道のファンタジーながら、恋愛成分が多め。 当時は新鮮だったのではないでし…

『GIANT KILLING』 2回目

24巻まで読んだ。 (自分の漫画体験においてですが)この漫画の新しさは、 地域の人の魅力をたっぷり描いているところです。 『GIANT KILLING』では、 1.サッカーチームの監督 2.サッカーチームの選手たち 3.サッカーチームの運営者たち 4.サッカ…

『GIANT KILLING』 1回目

漫画の短い感想も書いてみます。 1~15巻まで。 作品の見所や創作(特にゲームの物語)に生かせそうなポイントを載せるつもりです。 エンターテイメント全般で、物語ゲームと相性が良さそうなのが漫画だと推測しています。それに、漫画は全体的にレベルが…

データイースト 『探偵 神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件』

子供のころ、背伸びしてふれた大人びた世界はウイスキー片手にプレイするのが良く似合う 『探偵 神宮寺三郎 横浜港連続殺人事件』 行方不明になった人物の捜索依頼をうけ、探偵の神宮寺(じんぐうじ)は横浜での調査を開始する。その後、行方不明者に近い人…